公開されなかったディズニー映画

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こんにちは。ゼミ生の岩佐です。

今日の記事はWDWレポートをアップロードする予定ですが、その前にディズニーから残念なお知らせが。。。

 

GIGANTIC、なんとキャンセルになりました。。。

記事はこちら

http://cinema.eonet.jp/m/article/detail?tab=celeb&id=21523

 

そもそもGIGANTICとは。

2015年のD23というアメリカで行われたディズニーによるファンイベントで制作発表がされた映画です。テーマは「ジャックと豆の木」です。今回の映画では主人公ジャックと、巨人のプリンセス、インマとのフェアリーテールになる予定でした。舞台は大航海時代のスペイン。

そして悪役は7人ものストームジャイアンツ。

どうやら天気を司る巨人の神?が悪役だったらしいですね。

元々2015年の夏に発表されて2018年内には公開予定でしたが、今年の夏にWreck-It-Ralph2の公開が2018に決まり、GIGANTICは2020に延期されました。延期された矢先に、先週ディズニー側からキャンセルのお知らせが…という流れです。

このGIGANTICのすごかったところが、製作陣が豪華なところでした。

監督はネイサン・グレノ。楽曲担当はロペス夫妻。

ロペス夫妻はアナと雪の女王のLet it goの生みの親でで有名な方で、監督のネイサン・グレノ氏はラプンツェル、アナ雪、ベイマックスの製作に携わった人なのです。もうこれだけでどれくらい期待値の高い映画かわかりましたよね…

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記事によると、どうやら製作の行き詰まりらしいです。公開まであと数年近くあるにも関わらず、諦めざるを得なくなったGIGANTIC…。余程のことがあったとしか思えないですね。

巨人と豆の木の物語は昔からディズニーでは存在していました。ミッキーと巨人の戦いを描いたアニメーションや、つい最近でも巨人と少女の実写映画も公開されていましたし、何よりラプンツェルパスカルという小動物と人間が映像的になんなく写せていたので、映像的な問題ではなさそうですね。

過去にもディズニーはいくつか映画をキャンセルしているのですが、今回は割と最近のものを紹介したいと思います。

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ピクサーによる"newt"

ある惑星に住む両性具有の生物「ニュート」が科学者と共に種の存続を図る物語で、最後は愛の力で問題を解決するという、如何にもディズニースタジオのような映画をピクサーは公開する予定でした。2012年までに公開予定でしたが、カーズの続編が前倒しになったこと、そしてライバル会社のブルースカイスタジオの「ブルー 初めての空へ」と話が酷似していたため、中止になったという憶測が飛び交っています。

そこで、「ブルー 初めての空へ」はどのようなストーリーだったのか。皆さん大好きなwikiから引用したいと思います。

 

 

アメリカで、本屋を経営している優しい飼い主の下で悠々自適に暮らしていた青いインコ・ブルー。ある日彼は、客として来店した鳥類学者によって絶滅危惧種のインコであることを告げられる。絶滅を防ぐために、飼い主と共に学者の研究所があるブラジルのリオ・デ・ジャネイロに向かうことになる。そこで彼はお嫁さん候補のジュエルと出会うが、彼女はブルーと性格が正反対で強気なインコだったのである。そんな2羽を付け狙う密猟者が出現し…。

 (引用元 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブルー_初めての空へ)

 

確かに似てますね…絶滅危惧種、科学者の存在と、人間と生物の交流。

もしかしたらnewtにも密猟者から襲われる、というオチが存在していたかもしれないですね。

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普通に面白そうじゃないですか????

ピクサーのセンスの良さを感じるアートの数々…本当にお蔵入りになったのが惜しいです。

イモリの目線から見た自然の豊かさ、美しさ。

そして鳥や蛇からいつ襲われるかわからない恐怖感

人間によって捕獲されたnewt

生き物からみた人間の恐ろしさ

その全てが読み取れますね。

個人的に1番好きなアートは最後から2枚目の、newtが花の香りを楽しんでいるものです。

本当にブルーよりもこっちを公開して欲しかったですね。もしこの映画が公開され、人気が出たら。WDWアニマルキングダムTDSロストリバーデルタなどでアトラクションやミュージカルショーやグリーティングが行われたことは確実でしょう。もしかしたらこの美しい世界観を楽しめるエリアも開発されたとしたら。newtの目線であの美しい自然を楽しめるテーマランドができたとしたら。夢が広がりますよね。それほどまでに世界観が素晴らしかったnewtがお蔵入りになったのは本当に残念です。

しかしながら、ピクサーの作品の題材はおもちゃ、魚、虫、感情、恐竜等感情なき物や生き物が題材になることが多いので、近いうちにまた両生類が主人公の作品が公開される可能性もあると思います。

 

話を戻すとして、GIGANTICはD23で発表されてからあまり情報が出てないのであまりストーリーに関しては想像できないです。。

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ジャックが暮らすスペインの王国と悪役のストームジャイアンツのコンセプトアート

 

ロペス夫妻による楽曲も一部公開されたようで、D23で発表を聞けた人は本当に羨ましいです。

今後のディズニーの映画ラインナップは

2018 Wreck-It-Ralph2

2020 Frozen2

2020 untitled film

ピクサーは2021までにタイトル未定の映画作品が3つもあります。

また、GIGANTICの代替作品として2020のThanks givingday に向けた新作のオリジナル映画を準備しているようです。

GIGANTICをキャンセルしてよかった、と思えるような素晴らしい映画が来ることを祈るばかりです。。できればアナ雪のように世界観も素晴らしく、大ヒットし、世界中のディズニーリゾートでエリア開発され、あの時GIGANTICをキャンセルして良かった、と言われるくらいの素晴らしい映画が公開されますように。。まだテーマすら発表されてないので不安ですが。

ツイッターの噂によると、歴史と音楽?をテーマにした映画になるらしいです。

GIGANTICもnewtも、アイデアが浮かび次第また製作再開してほしいですね。無理でもいつか短編映画などで日の目を見る日が来ますように。。。また新作映画の速報が出たり、気が向いた時に未公開の映画やアトラクションについて紹介していきたいと思います。

それでは。

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